ご挨拶 〜地域の方々に愛される学習塾を目指して〜
この度、岩田義塾の教室長を任されました、宮澤慎治と申します。
私は東京都練馬区の教室で8年間、教室長を務めました。埼玉県入試という新たなフィールドでのチャレンジにワクワクしていています。
「地域の方々に支持される学習塾」というこれまでの岩田義塾の文化を継承しながらもTOMANの文化である「生徒さんお一人お一人を大切にする」ということを常に体現し、より一層、地域の方々に愛される学習塾を目指していきます。
理念 〜効率よりも深さを追求する学びを〜
昨今、「コスパ・タイパ」という言葉をよく耳にします。現代の中高生は、スマホで宿題の答えを検索したり、作文をAIに書かせたり、映画やアニメを倍速で視聴しているそうです。
ショート動画など流行っているのもこの影響なのでしょう。
時間は有限です。いかに時間を生み出すかということは確かに大事なことだと思いますが、勉強においては、コスパ・タイパ至上主義になってしまうと危険ではないでしょうか。
私は学生時代、サッカー部に所属していました。毎日毎日、日が暮れるまでサッカーをしていたことは昨日のことのように思い出されます。
サッカーを始めたばかりのころ、足でボールを扱うことが本当に難しく、何度も泣きながら練習していました。最初の頃は、全然うまくいかず、諦めようとしたこともあります。
けれど、当時の監督にトラップやパス、ドリブルなどの基礎練習の大事さを伝えられ、あきらめず、愚直に取り組みました。すると、ある時期から足が手を使うように動くようになり、どんどん上達していくのが嬉しくて、ますますサッカーが好きになっていきました。
勉強も同じです。まずは基本を身につけないといくら勉強しても成果につながりません。そして、基本が身につくまでの過程にはどうしても個人差があります。塾に通ったからといってすぐに成績が上がるとは限りません。人よりも短時間で身につく生徒さんもいれば人より2倍、3倍の時間がかかる生徒さんもいます。けれど、「いつかできるようになる」とあきらめずに続けることに意味があるのではないでしょうか。
学習塾の中には、定期テストの過去問を配ってテスト対策をするところもあります。確かに「点数を取る」といったことにおいてはコスパがいいかもしれませんが、「必要最低限の学習」に偏りすぎると、表面的な知識に留まりやすく、応用力や批判的思考力を育むことが難しくなることがあります。
高校入試は人生の大切な一歩です。焦らず、じっくりと計画を立て、着実に力をつけていきましょう。
あなたの努力を全力でサポートしますので、一緒に頑張りましょう。
志望校合格という目的を生徒さんと共有し、共に成長していく。そんな学習塾を目指してまいります。